ご飯の粘りに影響を与えるアミロース(でんぷん質)の含有量がうるち米ともち米の中間であるため

 普通のうるち米よりも粘りが強く、つやつやした美味しいお米になります。冷めても硬くなりにくいと

 いう特性を持っているので、おにぎりやお弁当にも適しております。

  粘りがあって柔らかく、スッキリとした甘さが特徴です。

  うるち米:普段ご飯として食べられているお米です。

   もち米:おもちやおこわ等に使われるお米です。

  その違いはでんぷんの含有量にあり、お米の粘りに関係します。うるち米のでんぷん含有量は

 アミロースとアミロペクチンが「2:8」であるのに対し、もち米はアミロペクチンのみでアミロースは

 含んでいません。アミロースの割合が少ないほど、粘りの強いご飯になります。

  1999年に中国地方の農業試験場で育成が始まり、何度も選抜を重ね、2010年に「姫ごのみ」

 として品種登録されました。柔らかくて美味しいので、女性を含めたくさんの人に好んで食べて

 もらいたいとの思いから「姫ごのみ」と命名されました。

  「姫ごのみ」は低アミロース米であるため、普通のうるち米と同じ水加減で炊飯すると柔らかく

 なってしまいます。水加減は10%程減らしてください。(目安としては炊飯釜の目盛りの線の下です。)